最終処分場だ、中間貯蔵施設だと右往左往したまま、
呆然と福島県内のそこかしこに仮置きされている汚染土が、
公共事業の基礎工事に再利用される方針なのだという。
道路や鉄道の盛り土や、海岸の防砂林、防潮堤、埋め立て地
などなど、全国のあらゆる場所に汚染土を放り込んで、
上から固めるそうだけど、そんな中国みたいなこと、平気な顔で
やっていいのかなあ?
もちろん地下水は汚染されるだろうし、防砂林、防潮堤なら、
海岸が汚染されないわけないだろうし、
そもそも、そこかしこで災害が起きる国だよ。
埋め立て地に使う・・・って、地震のたびに起きる液状化現象の
映像を見れば、おいおいちょっとちょっとと思うんだけど。
環境省の人間は、埋めた汚染土が、災害で流出した場合は、
「回収するから大丈夫」と言っていた。
土砂災害、水害で流出した現場で、どうやって回収するの?
できるわけないでしょ。万が一すべて回収できたとして、
今度はそれ、どうするの?
いまの段階で処分にこれだけ困っているのに?
こんなすっとぼけた寝言をまき散らしながら、よく再稼働するよ。
こういうの、「きちがい」って言うんだよ。